今頃ベイホールではroad to レゲエ祭というイベントが行われているわけで、みんながんばれ!って感じなんだけど、これ系のイベントに代表される「クラッシュ」っていうのはレゲエ独特の文化である。その原点ともいえるサウンドクラッシュというものが何時頃からあったのかというと、1940年代あたりでジャマイカにサウンドシステム文化が誕生した頃からもう既に存在したらしい。そして「ベースカルチャー」なんかを見ると当時のサウンドがどんな曲でクラッシュしていたかってことが明らかにされているんだが、レゲエ誕生以前の時代、ジャマイカのサウンドシステムがプレーされていた曲はアメリカのジャズなんかが中心だったという。で、昨今の「CDが売れない」現象を牽引しているyoutubeには世界中のマニア君たちがそういうマニアックな曲をアップしてくれている。ということで、今日はレゲエ誕生以前のジャズのキルチューンを紹介するze!
コクソン・ドッドのダウンビートのキルチューン「coxsone hop」はこんな曲だったのだ!
2009年08月15日
Coxsone hop vs Treasure Isle time
今夜見たバカ映画「僕らのミライへ逆回転」ではモス・デフが伝説のジャズマン、ファッツ・ウォーラーを演じており、面白かったのでジャズの話を書こうと思うのであった。
それに対してデューク・リードのトレジャーアイルの必殺チューン「treasure isle time」はこちら!
なんかコクソンの「レイター・フォー・ザ・ゲイター」のシャッフルする裏打ちのリズムは後のスカに影響を与えた感じが伝わってくるし、リードの「マイ・マザーズ・アイ」にはジャマイカ人のメロウネス全開甘茶趣味(ロックステディ)の原点を見るようですなあ。いやー音楽のルーツって深いですね。まさにクンタキンテ!
ちなみに、俺的私情最強のダブプレートはキラマンジャロが持ってるボブ・マーリーの「bad card」です。少年ジャンプのキャッチコピー風に言うならば、「ボブ・マーリー先生の漫画が読めるのはジャロだけ」death!